出産の内祝いを連名の人たちに贈る!のしの書き方や品物について~まとめ~

 

 

2~3人やあるいは3~5人など、会社などではそれ以上の人たちが連名で、愛しい我が子に贈り物を下さいます。そのようなときの内祝いはどのようにしたらよいのでしょう。

 

連名で内祝いを贈るときに気を付けるポイント

会社などは会社に行って手渡しするのもよいですが、出産したばかりだとなかなか体調が不安定で、赤ちゃんを連れていくことも無理があります。そのような場合、手紙を添えて内祝いとして贈るとよいです。

その時に気を付けなければならないポイントは以下になります。
・内祝いを贈る日は1ヶ月後のお宮参りのあたりがよく、遅くても出産後2ヶ月以内
・手紙は無地のシンプルな便箋と封筒
・出産祝いを贈って下さった感謝の気持ち
・赤ちゃんの誕生日と名前・フリガナ・由来など
・これからのお付き合いのお願いなどを書く
・封筒は贈って頂いた人の3人までは連名で、4名以上は代表者の名前を書きご一同様と書く
・差出人は夫婦及び赤ちゃんの連名で、のしは赤ちゃんだけの名前

 

出産内祝いを連名で贈るときの金額は?

頂いた金額の半返しか3分の1返しが一般的です。職場など大人数で頂いた場合は、半返しでお菓子などやコーヒーなど数がいき渡るような品がよいでしょう。

また、個別で贈りたい場合は予算を人数で割って選ぶとよいです。気の置けない友達などは、赤ちゃんの誕生パーティーなどで、お土産として帰り際に渡すのもよいでしょう。

上司などはきっちり半額にしないで、3分の1程度にして少し控えめに返す方がよく、部下に対してはきっちり半額にした方がよいです。

 

出産祝いを連名で頂いたときの内祝いの品は?

出産祝いを連名で頂いた場合は、個別でもまとめてでもケースバイケースです。大人数で頂いた場合はまとめて贈るとよいでしょう。

2~3人の少人数の場合は、個別に贈る方が喜ばれますが、大人数などはあまりむつかしく考えずに美味しく召し上がれるお菓子などおすすめです。

また、1人2000円以上ならカタログで好きなものを選んでもらうのも喜ばれます。

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連名で頂いた出産祝いのQ&A!出産の内祝いのしのマナーとは?

出産祝いを連名で下さる方たちがいます。その場合出産の内祝いに悩む人は多いですよね。連名で頂いたときの出産の内祝いのマナーや「のし」についてご説明いたします。

出産の内祝いの「のし」とは?

「のし紙」は日本の贈答用に使用する1枚の「かけ紙」に「水引」「のし」が印刷された紙です。昔「のし」は干しアワビのことを言って、干しアワビは室町時代に出陣式やお祝い事に使用されています。

本来贈り物に「かけ紙」を「水引」で巻いて「のし」を添えて贈るおめでたい肴の意味として使われていました。現代はそれが1枚の「のし紙」として使われています。

のしのマナーは地域によっても違いがありますが、大まかなマナーをご説明します。

出産の内祝い「のし」の書き方

出産の内祝い「のし紙」の蝶結びの水引・のし紙の真ん中の上の段に「内祝」「出産内祝い」「内祝い」の文字を書くのが一般的です。

水引の下の段には赤ちゃんの名前にフリガナを付けて書きます。これは赤ちゃんが「ありがとう」と感謝を表している意味。また、赤ちゃんの名前をこのとき披露できるのでみなさまに覚えてもらえます。

筆はボールペンがダメで、毛筆かマジックで書くとよいでしょう。

出産の内祝いの「のし」の水引のマナー

 水引・のしの選び方
水引・のしの種類は蝶結びと結び切りで、水引の色は赤と黒(紺)の2色があります。
慶事は赤・弔事は黒(紺)の水引・のし紙を使います。
・蝶結びの水引・のし紙/おめでたいことは何度あってもよいという意味合い
・結び切りの水引・のし紙/二度と起きてほしくない意味合い

ですから、出産内祝いには蝶結びの赤の水引、結婚内祝いには結び切りの水引になります。

 のし紙のかけ方
蝶結びの真ん中に祝い品が来るようにのしをかけます。
・慶事かけ
のしをかけた裏側の上に対して向かって右側を上
・弔事かけ
のしをかけた裏側の上に対して向かって左側を上

このばあい上と下を間違ってのしをかけた場合、全く逆になるので注意が必要です。

 外のしと内のしの違い
外のしは結婚祝いや出産祝いなどの喜ばしい行事で、どなたから頂いたものか分かるように使用し、内のしは内祝いなどのように、おすそ分けの場合に使います。

今さら聞けない!出産の内祝いのしのマナーは?

 

出産の内祝いのメッセージマナー

メッセージのマナーはあくまでも自分の言葉で、感謝の気持ちを相手に伝える気持ちで書くことが一番大切です。マナーを守っていても、相手に伝わらないメッセージもあります。
ですから、自分の言葉で「ありがとう」の気持ちを書くことが大事です。
また、相手の立場を考え赤ちゃんに恵まれない人などには、赤ちゃんのことはサラッと流しましょう。

 

まとめ

連名で頂いた出産祝いの内祝いのQ&Aについてと「のし」についてご説明しました。
内祝いを贈るときに少しマナーに気を付けて贈ると、相手にも感謝が伝わることと思います。
しかし、これも地方によって違いがありますが、一般的に言われているマナーをご説明しました。