出産内祝いの書き方は?文例をいくつかご紹介!

出産してあわただしい中、出産祝いを親しい人たちからもらいます。出産内祝いとしてお礼状を書くときに、どのように書いたらよいのかやはり戸惑います。出産内祝いのメッセージの書き方のポイントや文例などを詳しくご説明。

 

出産内祝いメッセージの書き方のポイント

出産内祝いのメッセージの書き方のポイントは、あくまでも自分の言葉で、相手に感謝の気持ちを伝えることが大事です。

人によって書き方を変えることが必要で、上司や目上の人には形式的な文章で、親しい人には形式を知ったうえで、自分の言葉で書く方がよいでしょう。
その時に忘れてはならないポイントをご説明いたします。

・季節の挨拶と相手の安否を気遣う言葉
・出産祝いの感謝の気持ち
・赤ちゃんの誕生日や名前・名前の読み方・由来など
・赤ちゃんが生まれてからの家庭の様子
・これからのお付き合いのお願い
・相手の健康を気遣う気持ち

これらを忘れないように自分の言葉で書くことが、相手にこちらの気持ちを伝えることができます。形式にこだわるなら上記に頭語と結語を入れるとよいでしょう。

「句読点」は「喜びが途切れないように」という意味で用いられないのが礼儀になっていますが、現在はほとんど「句読点」が入っています。

 

出産内祝いメッセージの書き方のマナー

出産内祝いメッセージの書き方のマナーは、どんなマナーがあるのでしょうか?

・お祝いをもらって3日以内に礼状をだす
もし、出せない場合はもらった日に電話でお礼を言って後から礼状をだす。
・正式な場合は封書ですが別に葉書でもよい
・印刷の場合は手書きで「ありがとう!」の一言を添える
・封書の場合のマナー
1.無地のシンプルな便箋
2.濃いブルーか黒のペン・毛筆
3.日付は2~3文字本文より下げる
4.封筒は白の無地
5.宛名は便箋の縁あたりから書き、相手が夫婦の場合はご主人の姓を「〇〇様」奥様を「奥様」と書く
6.封字は「封」「締」「〆」
7.封書を閉じるときはテープを使わず糊付け
・差出人は夫婦連名で書く
・「贈る」「送る」の文字を間違えない
・頭語と結語に前略・草々は使わない

 

出産内祝いメッセージの文例「カード」の場合

親しい人にはお礼状でなくメッセージカードを使っても構いません。目上の方や上司には「お礼状」を書いた方がよいでしょう。職場の同僚にはメッセージカードでもよいです。

仕事関係者へ(同僚など)

先日は温かいお心遣いをいただき誠にありがとうございました。
おかげさまで母子ともに元気に過ごしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
ささやかな内祝いの品をお贈りました。

 

親戚へ

出産前からいろいろとお気遣いありがとう!
まだまだ頼りないママだけど
お母さんを目標に頑張って子育てします

 

親しい友人へ

先日○○(名前+フリガナ)が増えました。
出産お祝いありがとう!
かわいい笑顔がたまらない
笑顔を見ているだけで幸せになってしまう
今度、○○と一緒に会いに行くね

 

出産内祝いメッセージの文例「お礼状」の場合

仕事関係者へ(目上や上司に送る場合)

拝啓
秋晴の候
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申しあげます。
この度は長男の誕生にあたり、温かいお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
○○(名前の由来)の願いを込めて、子供には〇〇(名前+フリガナ)と命名いたしました。おかげさまで母子ともに健やかに過ごしています。
これからは、今まで以上に家族のためにも仕事に邁進する覚悟でおりますので、なにとぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
さて本日は、ささやかな内祝いの品をお贈りいたしました。ご笑納くだされば幸いです。
まずは書面にてお礼申し上げます。
敬具

〇〇〇〇年〇月〇日
中村 武志
真帆

 

親戚へ

謹啓
神無月になりましてもまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
この度は、長男〇〇(フリガナ)の出産にあたり、ベビーベッドをいただきありがとうございました。
丁度ほしかったところで、夫婦とも非常に喜んでいます。
初めての育児で戸惑うことばかりですが、これからは家族3人笑顔あふれる温かい家庭が築けるようにと思っています。
また、お近くに来られるときは、ぜひ、息子の顔を見に来てください。子育ての先輩として、これからも今まで以上のご指導をいただけたらと思っております。
本日、ささやかではございますが、内祝いの品を別便にてお贈りいたしました。お納めくだされば幸いです。
季節の変わり目ですのでご自愛くださいませ。
まずはお礼まで。

謹白

 

友人へ

お元気ですか?
先日は可愛い○○をいただいて本当にありがとう!
おかげさまで、〇月〇日〇gで〇〇(名前とフリガナ)が無事生まれました。
すくすくと育っています。私も順調に回復し、少しずつママさん家業に慣れてきたところです。
本日はささやかな内祝いを、お贈りいたしました。お納めいただければ幸いです。これからも変わりなくよろしくお願いいたします。
また、遊びにきてください。
かしこ

 

まとめ

出産内祝いはもともとお祝いをいただく、いただかないにかかわらず、身内の慶事を多くの人と喜び合う風習として、赤飯などたいてお知らせしていた風習があります。現在では出産祝いをいただいた方へ感謝を込めてお贈りしています。
一番大事なことは、いただいたらできるだけ早くお礼状を出すことです。